気になるあの子の頭の中は割とマジで普通
つい先日、成人式の為、実家に帰省したついでに高校の頃のA先輩と会ってきた。
その先輩とは高一の体育祭で知り合って、あまり話した記憶はないが、今までにないくらい自分と似てると感じた人であった。全てが刺さるっていうか、とにかく俺からしたらセンスがめっちゃ良く憧れみたいな人だった。
その体育祭から5年後、ひょんなことからSNSを通じて、実際に会うことになった。
SNSは偉大である。
先輩はTwitterのイメージとそこまで変わらなかったものの、思った以上に落ち着いていて、大人ぽかった。
今は彼氏と高円寺に住んでいるらしく、高円寺は俺もずっと興味があった町なので、自分と感性が似てるんだなと思った。
先輩にとっても高円寺は憧れの街らしかったので思い切って住んだらしい。
ちなみに家賃は15万で全部彼氏が払っている。
愛とは。
特に行く所は決めていなかったが、自分の中でなんとなくショッピングでもしようかなというのがあった。
A先輩がもし行きたい所が無ければもう年なのでゆっくり話せる喫茶店に行きたいという事で、俺は了承した。
俺はそれが思いのほかよかったので、これから女性とデートに行く時は、ショッピングとかより純喫茶の方がいいなと思ったし、そういう思考の女性の方が自分と合ってるなと感じた。
話していて思ったのが、A先輩には自分特有の独特な波があり、それに会う人と合わない人がいるなって思った。そして、なんか使ってる言葉とか言い方とかが優しかった。
その後、2人でシーシャバーに行くことになったので、コンビニでタバコを買いに行った。
A先輩:キャメル メンソールライト 5mm
(昔のパッケージが可愛かったので)
俺:マルボロ アイスブラスト 5mm
先輩は煙にお金払うなんて馬鹿らしいよねって言っていた。
一々変えるのがめんどくさいので2人で同じシーシャのキャップを使って吸った。ちょっとドキドキした。
その後、シーシャに売っていたピンクのライターをプレゼントしてもらった。ピンクが好きらしい。思い出の品なので大切にしようと思う。
A先輩は、はてなブログを描いているらしかったが、アカウントがバレたくないっていう事で、頑なにアカウントを教えてくれなかった。
今どきはてなブログやってるツチノコみたいな女なんて、高円寺に住んでる女だけである。
強い言葉を使えばなんでも面白いし、インパクトを残せるので、優しい言葉でどれだけ相手にインパクトを残せるかを意識しながら文章書いてるらしい。
実はこの文章もそれを意識しながら描いている
ので、インパクトはない…
というただの言い訳。自分の思想を書く訳でもなく、ノンフィクションで起こった事実だけを書く日記みたいな文章を面白くするのってムズいよね。
先輩はタバコを肺を入れるのが上手だった。
シーシャを吸ってた人にここら辺でおすすめの居酒屋を聞いて、そこに行くことにした。
そこの居酒屋はタバコが吸えたので嬉しい。
日本酒を飲んだ。
日本酒は3種類あって、1つ飲み終わったら、レベルアップして、別の日本酒を飲むことにした。そんな事普段しないので、大人の遊びみたいでちょっと面白かった。
吉野川 辛口 一合: (辛かった)
麒麟山 辛口 一合 :(ちょっと辛いけどまぁ飲める)
〆張鶴 花 一合 :(とてもおいしい)
レモンサワー 2杯
トイレから帰ってきたら、いきなりしゃっくりの止め方を教えて貰った。なんか喋り方が優しいからマキマさんみたいだなって思った。
好きな先輩に教えて貰う知識だから大切にしたい。
俺も今度誰かに教えたいと思う。
A先輩は、一回り上の彼氏と3年付き合っていて、大学を卒業したら多分結婚すると言っていた。お互いの両親も知っているらしい。
なんだか、A先輩らしいなと思った。
A先輩は22歳には見えないくらい落ち着いていて、大人だなと感じた。本人はそんなこと思ってないかもしれないけど、俺にはそこら辺にいるヴィトンのカバンを持って、厚化粧をする人達より大人に見えたし、歳だけ重ねればいいわけではないんだなって思った。
祝:この日タバコ初めて1箱吸ってしまった。
俺は順調にヤニカスへの道を辿っている。悲しい。
酒が入ってるとあんまりヤニクラしないよね。
だからこそ永遠に吸っちゃうんだけど、
地味にタバコ久しぶりで先輩はヤニクラしてたらしい。そんなの全然言ってくれなかった。
その後2人でゲーセンに行き、プリクラを撮った。←このプリクラは大切にしたい。
そしてポケモンのガチャガチャもした。
俺はコイキングが出て、ちょっと悲しかった。
その後、A先輩の弟(実は高校の同期で一緒に授業を受けた事がある)に迎えを頼み、家まで送って貰って、解散となった。
もし、俺が次高円寺に行ったら、今度彼氏と一緒に高円寺を案内してくれるらしい。なんか俺はA先輩一家と繋がりができて、多分これからも仲良くさせて貰う気がするので、そうゆう繋がりが嬉しかった。交友関係で、相手の家族と仲良くなるのはこれから増えて行くと思うし、自分も周りも少しづつ大人になっているんだなと感じる。
A先輩は今日の出来事をブログに書くと言っていたが、アカウントは頑なに教えてくれなかった。リアルとネットは分けたいと言っていた。
いつか教えてくれると言うが、俺はどうしても読みたかったので、電子の海に漂うはてなブログを読み漁ったが、全く見つからなかった。(泣
この膨大な電子の海から、A先輩のブログを探し出すのは不可能である。泣
つまり何が言いたいかと言うと、
高円寺に住んでる女全員顔がガールズバー。
文章は緩急も大事である。